社長のコラム

2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
最新のコラム(2025年5月24日)
- 法の下の平等と言うが、実際は公平でも平等でもない。法の制定や運用が必ずしも国民の権利や利益を最大限に尊重するとは限らない点、そして、法が必ずしも公正かつ公平であるとは限らない点、さらに、法の遵守が強制されるため、個人が自由な発想や行動を制限される可能性がある。そもそもそのルールをつくる為の手段として採用する多数決(選挙)は名前通り多数派に有利である。私の感覚では、少数派が正解で多数派が不正解だったいう事の方が多い様に感じる。少数派にこそ名案があるものだ。性悪説でいうならば少数派の悪意や悪意でないにしても偏って考えが蔓延る危険性があるので、仕方がないので多数決に逃げるしかない。できる事なら、徳を身につけた超有能なバランスのとれたリーダーが世界や国や企業などを支配し組織を引っ張っていってくれたらいいな!それであれば、法治国家よりも人治国家の方がよい。その中でも孔子がいう徳治国家と言われる性善説に基づく理想。しかし、そういうリーダーはきっといないので、仕方なく法治国家であるしかない。「法治」優位になって「徳治」とのバランス関係が崩れて人々が間違ったルールに支配されて諦め思考停止する。世界、国の規模での私の力は全く無力であるが当社のルールづくりとしてはそのあたりを気をつけていく。
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