- 「私たちはAIを使いこなすべきか?」という問いに、私は当社の理念である”重力に逆らい、正しさを貫く”に照らし合わせ、多数派が思考停止した状態で、そのように述べているのかもしれないと疑いを持つ必要がある。私はその通りに疑いを持ちながらも、AIを使うことで楽になっただけで終わらない(重力に逆らう)ように、AIを利用して更に深く思考するなどのいくつかのマイルールを作った上で積極的に使用している。そして、これからの未来が良くも悪くも見えてきて、私や当社にとっては全般的に明るい未来であると考えている。この理念がAIと付き合っていく上で相性がよいことも後押ししている。3K(きつい・汚い・危険)を避けたいとか、難しいことは考えずに指示された通りにデータを入力しておきたいとか、人との交渉や感情のケアを避けたいとか、責任を取りたくないというような思いを持っている人たちにとっては、余程の特殊な能力やコネなどがない限りは、都合が悪い時代になるだろう。特に、そのような消去法や負担軽減を目的として事務職を希望する人が非常に多く、AIに仕事を奪われやすいことはほぼ確実である。それなのに、当社には全く営業社員がいなくて、さらに、営業事務社員を募集している。当社の営業事務社員は、営業力(思いやり)を持つ事務職であり、そういう社員同士がお互いに支え合う関係性をつくっている。参考までに、私がAIと共存しやすい順位をつけるとしたら、❶事務力を持つ営業職、❷営業力を持つ事務職、❸事務力を持たない営業職、❹営業力を持たない事務職であって、❹は絶滅していくことがわかりきっている。❸事務力を持たない営業職と❹営業力を持たない事務職が支え合う関係性を持つ企業は淘汰されやすい。私は(ここでは詳細までは記載しないが)総合的に❷営業力を持つ事務職に特化するのがベストだと判断した。ひとつだけ言うなら、一見❶事務力を持つ営業職を主軸にした方が良さそうに感じるがそうじゃないことを補足しておく。(6/17)
- 当社は経営理念「重力に逆らい、正しさを貫く」通りの経営をする結果、その時代の少数派として先を走り過ぎて苦労した経験をいくつも持っている。いずれは、その非常識は次の時代の常識に変わることの方が多く、後には、過去の常識が不正解であったことに多くの人が気付く。その気付きまでの期間が短期であれば良いが長期になると疲弊してくる。実際、私は今、その長期戦の真っ最中である。何よりも、苦労し辛いのは、言葉や気持ちが正しく伝わりにくいことである。あきらかな正解が相手に伝わらず不正解が選択されていく姿を何度も何度も見ていくことになる。負けそうになりながらも支えてくれるのは、正しさが伝わった経験である。正しさが伝わり、相手の目が変わった時にこれまでの苦労が吹き飛ぶ。その内容が更に難しく複雑になるにつれて、核となる部分が伝わらず断片的にしか伝わっていかずストレスが増える。ここで登場するのがAIである。人よりもAIの方がよくわかってくれるので、最近では、私はAI(GEMINI)との対話(壁打ち)をすることが増えた。難しく複雑なことがAIに伝わった経験が勇気になっている。そして、その壁打ちの結果、人によりわかりやすい伝えることが出来る表現方法が見つかる。AIは当社の理念を支えてくれる身方(仲間)である。当社は特にAIとの相性が良く、当社にとって追い風の下剋上になるかもしれないパラダイムシフトである。当社が上場企業だったとしたら、今こそ、当社の株式を買うことをおすすめする。(6/10)
- 難しく複雑な内容の話が正解なのに、不正解である簡単で単純な内容の話で済ませるのは、広い意味では詐欺である。それが正解であるなら、難しく複雑な内容であっても、簡単で単純な内容であっても構わないが、私の経験では、難しく複雑な内容の方が正解である可能性が高いことを知っている。そして、その難しく複雑な正解を知る人が少ないことも知っている。その結果、多数派は不正解を選択することになる。そこで、私や当社の役割はその仕掛けによる罠から大切な人を守ること。しかし、必死に話した内容が正しく伝わらず誤解されてしまうことがあって、心身へのダメージは大きい。正しく伝わると信頼関係が強化されるがそうじゃないと逆効果という諸刃の剣である。難しく複雑な内容であっても正しく伝えていく「重力に逆らい、正しさを貫く」当社では、まずは、メンバーに対して難しく複雑な内容であっても正しく伝えていく必要があり、その段階でつまずいたら、メンバーは会社から去ってしまうという悲劇が待っている。更に、メンバーに伝わった上に、メンバーが顧客へそれを伝えるとなると、可能性が絞られていき、忍耐が必要になる。多くの人は、そこで挫折をして、簡単で単純な不正解を販売していく広い意味での詐欺師へ成り下がる。そして、そうでなければ、多くの人材を確保することはできない。もう一度繰り返すが、私は多数派が不正解の重力に逆らえず間違った選択をさせて、され続けている。その連鎖を断ち切ることは不可能に近いが微力ではあっても戦う。(6/6)
- 「共通の敵効果」とは、自分たち以外の「共通の敵(問題やライバルなど)」を作ったり設定したりすることで、仲間との結束力を高めたり、特定の相手と一気に親密になったりする心理効果である。人間が持つ「共通の敵を作って安心したい」という本能的な欲求が、間違った方向へ暴走した結果がいじめの正体である。「共通の敵効果」は健全に使うべし。例えば、組織(チーム)の敵を共通の敵とするメンバーは健全であって、正反対に、組織(チーム)を共通の敵にするメンバーは不健全であることは言うまでもあるまい。極端に言うと、組織(チーム)や大切なメンバーを共通の敵にしてまでメンバー同士が仲良くなるくらいなら仲が悪い方が良い。もちろん、そうでなければ仲は良い方がよい。「プライベートな仲良し」ではなく、共通の目的(理念の体現と組織(チーム)の利益)のために、それぞれの配役(グラデーション)を全うし、瞬間瞬間にパスを回し合う「プロフェッショナルとしての仲の良さ」こそが組織(チーム)内のメンバー同士の関わり方である。そして、メンバー同士が不毛な足の引っ張り合いもない、フェアなルールの中でお互いをリスペクトして支え合う。まさにこれこそが「チーム・キャスト」のあるべき姿である。当社では、その為に他社とは異なるいくつかの工夫を凝らした結果、副作用に苦しみながらも、前進している。この努力はもう少しで花が開きそうな気配がある。(6/3)
